ロンドンでスマートフォンを使い倒して旅行を便利にする
もう一ヶ月経ったけど海外旅行の話。GWにロンドンに行ってきたが、今回の旅行では現地用にスマートフォンを準備することにした。最近の携帯電話は海外に持って行けばそのまま通話やパケット通信ができるが、パケット通信は当然パケホーダイの対象外であり、現地でパケット通信をした場合、本当にパケ死する。今回はそれを回避するために現地でSIMカードを買い、現地のパケット定額プランに加入することでロンドンでTwitterやGoogleマップを使うことができた。その準備から実際に使ったところまでのメモを残す。
目次
SIMフリーのスマートフォンを準備する
iPhoneをSIMフリーにしたかったのだが、当時は最新のファームウェアではSIMロックを解除できず。そのため代替機として、SIMロックを解除できるというドコモのHT-03Aを準備した。HT-03AはAndroidケータイでアプリが充実しており、しかも比較的安価なのが魅力。
ヤフオクで落札し(20000円弱)、届いた後はここを参考に解除コードを入手し(大体2000円強)、サクっとSIMフリー化できた。試しにiPhoneのSIMカードをHT-03Aに入れてみると、ちゃんとSoftbankとして認識された。
現地でプリペイドSIMカードを入手する
次に現地で利用するSIMカードをどうやって買うかを調べる。出発前にここの記事を読んでいたので、ヒースロー空港に到着してすぐにT-MobileのプリペイドSIMカードを購入(10ポンド=1500円弱)。
SIMカードにチャージする
買ったばかりのSIMカードには残高が入っていないので、top-up(チャージ)する必要がある。top-upは右のマークのあるお店でできる。空港にはtop-upできる店が見あたらなかったため(探せばあったのかもしれないが)、翌日ロンドンを歩いている最中にTESCOというコンビニみたいなチェーン店で10ポンドをtop-upしてきた。top-upが終わったら宛先を「150」、本文を「BA」としてSMSを送信すると残高が確認できる。SMSにて残高が通知され、10ポンドであればOK。
携帯電話にパケット通信の設定をする
T-MobileではInternet Boosterという5日間2.5ポンド(=400円弱)のパケット定額プランがある。宛先を「441」、本文を「WEB」としてSMSを送信すればOK。後はネットが自由に使えるはず。
ただし、自分の場合はHT-03AのAPN設定が漏れていたので使えるようになるまで結構時間がかかった・・・。参考はここ。
パケット通信を楽しむ
現地でスマートフォンが使えると国内にいる時よりもはるかに便利さを実感できる。以下、いくつか感じたことを列挙してみる。
現地で安心して通話ができる
当然だけど、日本の携帯電話で通話すると国際通話扱いとなり、通話料が高い。その点、現地の携帯電話だと通話料が安いので安心して使える。これで現地の友達と集合時間や場所のやりとりをしていた。
Travelogを作成、共有できる
観光地でTwitterやfoursquareを使って記録を残しておくと、後からいつ、どこに行き、何を感じたのかを振り返ることができる。特に位置情報を活用するfoursquareは観光地巡りでかなり役になった。時間と場所が記録されるので、Travelogに最適な気がする。またその情報をTwitterのフォロワーに共有することができるので、非常におもしろい。
最後に
ということで、海外旅行でのスマートフォン活用記録を紹介した。海外でパケット通信できると便利で楽しく、また安心感も得ることができる。実行するまでの準備が多いが、そのハードルを越える価値は十分にあると思う。
今回はロンドンだったが、他の国でも使えると同じく旅行を何倍も便利に楽しくできそう。現地のSIMカード情報は下記の書籍にまとめられてるので便利(実際、この本を参考にした)。ちなみに自分の読書メモもあるので、そちらも参考に。

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