クレジットカードの見直し(2012年版)

MONOQLO (モノクロ) 2012年 04月号 [雑誌]

2012/08/15追記ビックカメラSuicaカード(VISA)でのEdyチャージは2012年10月よりポイント付与対象外に。詳しくはビックカメラSuicaカードでSuica以外の電子マネーチャージはポイント付与対象外にを参照。


昨年に引き続き、今年もMONOQLOを読みながらクレジットカードの見直しをやってみた。MONOQLOの「クレジットカードオブ・ザ・イヤー2012」という特集を参考に、現状のクレジットカードの利用状況を整理。今年はMONOQLOで毎年ランキング1位だった「ビックカメラSuicaカード」に変わって新たなカードがランキング1位になったので、乗り換えも検討してみる。結果として、クレジットカードを2枚廃止、1枚新規作成することになった。ちなみに特集は2012年4月号に掲載されており、今コンビニに置いてあるものは既に5月号になっているので注意・・・。

現状の整理

現在保有しているクレジットカードは以下の4枚。

カード名 用途 還元率(還元方法) 年会費 MONOQLO順位 特徴
楽天プレミアムカード メイン、ICOCAチャージ用 1%(楽天スーパーポイント 10500円 8位 プライオリティ・パス無料利用権つき
ビックカメラSuicaカード Suicaチャージ用 1%(ビックポイント0.5%+ビューサンクスポイント0.5%) 実質無料 2位 JR東日本で利用するとビューサンクスポイント1.5%(ビューサンクスポイントはSuicaにチャージ可)
Softbankカード Edyチャージ用 1%(Softbankマネー) 無料 26位 Edyチャージでポイントが貯まる
みずほマイレージクラブカードセゾンSuica iD決済用 0.5%(永久不滅ポイント) 無料 82位 永久不滅ポイントをSuicaにチャージ可
楽天プレミアムカード

メインで使っているクレジットカード。特に楽天市場で使うと、購入額の1%がつく上にクレジットカード決済の1%がついて実質2%のポイントが付与される。加えて毎週土曜日は楽天カード感謝デーなのでさらに+1%で、土曜日に買いたいものを一度に購入することにより、合計3%のポイントがつく。この他、いつも何かしらのキャンペーンが実施されているのでポイントがたまりやすいのが特徴。楽天市場に限らず、楽天ブックス、楽天トラベルでも使うことができるので、基本的に楽天で買えるものは楽天で購入し、ポイントを集約している。
このカード、MONOQLOの総合ランキングでは8位だが、ゴールドカードの中では見事1位。特に、世界中のラウンジに入ることができるプライオリティ・パスが手に入るのが魅力。この他、利用形態に合わせて「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」が選べ、ゴールドカードにも関わらず、実用度が圧倒的に高い。

ビックカメラSuicaカード

Suicaチャージでポイント還元率1.5%を叩き出すクレジットカード。ちょっと古い記事だが、過去に紹介している記事があるのでそれを参考にしてほしい。ただ、通常店舗で使うとビューサンクスポイント0.5%とビックポイント0.5%に分かれてしまうのが残念。

 関西に住んでてもビックカメラSuicaカードを持ってて損はない(2010年2月21日公開)
 http://d.hatena.ne.jp/fujitakastyle/20100221/1266752313

Softbankカード

昨年の見直しによって新たに作ったカード。Edyチャージで1%のポイントがつくのが魅力で作ったカードだが、Edyチャージ以外では全く利用していないため、ポイントがなかなかたまらない問題を抱えている。

みずほマイレージクラブカードセゾンSuica

iD決済専用カード。ポイント還元率は0.5%と低いので利用頻度は少ないが、ポイントが永久不滅ポイントであり、有効期限がないので気にせず貯めることができる。永久不滅.comを経由して楽天市場で購入することにより、永久不滅ポイントと楽天ポイントを二重取りすることにも使っている。

クレジットカードの見直し

今年のクレジットカードの見直しでは大きく2点を考えることにした。

リーダーズカードに乗り換えるべきか?

MONOQLOの順位によると、今回の1位は昨年登場したばかりの「リーダーズカード」だった。リーダーズカードはポイント還元率1.5%という高還元率カード。加えて、Amazonで利用する場合は最大2.3%も還元されるらしい。年会費がかかるものの、年間50万円以上利用すれば年会費は翌年無料となる。
これだけ魅力的なカードなので、楽天プレミアムカードからリーダーズカードへの乗り換えを検討してみたが、結論からいうとリーダーズカードに乗り換えはしないことにした。理由は楽天からAmazonへ乗り換えしようと思わないから。楽天はAmazonよりも取り扱い商品が圧倒的に多いのでポイントを集約しやすい。また、出張のホテル予約で楽天トラベルを利用することにより、さらにポイントを集約できる。こういった自分のライフスタイルを考慮した結果、楽天をメインで使い続けることにしたため、リーダーズカードへの乗り換えは見送ることにした。Amazonヘビーユーザーであればリーダーズカードがベストだと思うが、楽天ヘビーユーザーであれば楽天カードがベストと言える。

Softbankマネーが使いづらい

SoftbankカードのおかげでEdyチャージでポイントがつくようになったが、そのポイントであるSoftbankマネーの使い道に困っている。2000ポイントから1000ポイント単位でキャッシュバックできるが、2000ポイントを貯めるには20万円分のEdyチャージをしなければならない。メインカードとしてSoftbankカードを使う人であれば問題ないかもしれないが、Edyチャージ専用として使うにはポイントが使いづらい。
そこで目をつけたのがまたもやビックカメラSuicaカード。MONOQLOでも紹介されているように、このカード、以前はJCBブランドのみだったがVISAブランドが発行され、VISAブランドではEdyチャージでポイントが付与されるとのこと。これでビックカメラSuicaカードでSuicaEdyもチャージでき、ポイントを集約することができる。ビックポイントは1ポイントからビックカメラで使うことができるので、ポイントの有効期限もさほど気にする必要がない。
ビックカメラSuicaカードのJCBからVISAへのブランド変更はできず、廃止→新規作成が必要になるとのこと。よって、Softbankカードを廃止、ビックカメラSuicaカード(JCB)を廃止、ビックカメラSuicaカード(VISA)を新規作成とすることにした。

終わりに

今年もクレジットカードを見直した結果、トータルで1枚減らすことができた。今回の教訓はポイント還元率だけでなく、そのポイントの使い道まで考えてクレジットカードを選ぶということ。いくら還元率が高くとも、ポイントが貯まる前に有効期限が過ぎては意味がない。ポイントの有効期限や利用するための最低必要ポイントも確認すべきだと実感した。近年はクレジットカードの改悪が進んでいるので、これからも定期的にクレジットカードの見直しを行っていく予定。


 fujitaka