今週の読書メモ(2010年末〜2011年始)
年末年始休暇に読んだ本のまとめ。年末年始に読んだ本は1冊だけ。ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」を読もうとしたのだが、どうも集中力が持続せずに途中で読むのを辞めてしまった。
というわけで、2011年最初の読書メモ。
読了した本

人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ
- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 165回
- この商品を含むブログ (47件) を見る
「情報は1冊のノートにまとめなさい」「読書は1冊のノートにまとめなさい」に続く奥野宣之さんのノート術の本。デジタル機器ではなく、アナログなノートを使ってライフログ(人生や日々の記録)をとる方法を紹介している。最初に言っておくと、本書は人を選ぶかもしれない。ライフログをとることに価値を見いだしている人にとっては非常に参考になるが、そうでない人にとっては本書はあまり興味をひくものにならないだろう。
本書で特徴的なのは2点。1点目はアナログなノート術である点。ライフログというと「ライフログのすすめ」にも書かれているようにデジタルな手法が多いが、本書はアナログなノートをフル活用し、ライフログノートに何を書くか、どう書くか、そしてどうやって継続するのかが書かれている。
2点目はノートを書くだけでなく、ノートを読み返し、それを継続するための手法まで紹介されている点である。記録するのはいつか振り返るためであるが、実際は記録したまま振り返らないことが多い。本書はそのような状況を作り出さないために、その振り返りを生活の中にしくみとして取り込む方法を教えてくれる。
年始に新しくノートを買い、ライフログを始めてみるのもいいかも。自分はできる限りデジタル情報として記録しておきたいと思うが、本書のようなアナログな記録と併用して、自分にあったライフログの手法を確立していきたい。
最後に、あとがきで印象的だった言葉を引用。ライフログの価値をうまく表現していると思う。
旅だったら、移動中は眠るより、車窓を眺めようとするはずです。
旅だったら、たまたま会った人とよりよい関係を築こうと努力するでしょう。
そして、旅だったら、拾った石ころでも、宝物になる。
ライフログノートとは、そんな旅としての「日常」のかけがえのなさを味わい、未来に活かしていくためのパートナーかもしれません。
購入した本

- 作者: Hiroyuki Hal Shibata
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2010/09/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 9人 クリック: 450回
- この商品を含むブログ (44件) を見る
2011年は英語の勉強を再開するつもり。最近はNHKラジオを聞く習慣もなくなってしまったが、本書のもととなった記事を読んで、英語への学習熱が再燃したので挑戦してみようと思う。

モレスキン 「伝説のノート」活用術?記録・発想・個性を刺激する75の使い方
- 作者: 堀正岳,中牟田洋子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 7人 クリック: 554回
- この商品を含むブログ (107件) を見る
前から気になっていた本だったが、年末に読んだ「人生は1冊のノートにまとめなさい」をきっかけに読んでみることにした。2011年はモレスキンを使ってみようと思う。
チェックした本

究極の文房具ハック---身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
- 作者: 高畑正幸
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/09/16
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
ノート術の本を読むと、派生してボールペンなどのステーショナリーに興味が行く。そんな時にチェックした本。

デジタル鞄大全 〜デジタル鞄人気ランキング100 (100%ムックシリーズ)
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2010/11/27
- メディア: 大型本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
立ち読みで発見。デジタル機器を持ち歩くということ観点からカバンをたくさん紹介した本。今は特に欲しいカバンはないけど、カバンを買いたくなったときのカタログとして持っておきたい。

- 作者: 出口汪
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2009/12/17
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
ブログで紹介されていた本。まずは立ち読みからかなーと思っている。
以上、このような形で今年も読書メモを書き続ける予定。
fujitaka