携帯電話が好きでたまらない人のための香港ツアーのススメ

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連休を利用して香港に行ってきた。香港と言えば携帯天国!キャリアによるSIMロックがかかっていないSIMフリー携帯電話が売っている都市。最近ではb-mobileiPhone 4用micro SIMカードを販売することでSIMフリー携帯電話の人気が出てきた。ということで、空港到着から現地でSIMフリー携帯電話を買うまでの道のりをメモする。香港でSIMフリー携帯電話を買おうと思っている人は参考にして欲しい。

目次
  1. 空港で必要最低限の外貨両替をする
  2. 空港内で現地のSIMカードを入手する
  3. 重慶大厦で両替する
  4. 先達廣場でSIMフリー携帯電話を買う
  5. ついでに観光を楽しむ
  6. 最後に

空港で必要最低限の外貨両替をする

空港に着いたら必要最低限のお金を両替する。日本国内で外貨両替はレートが悪いので不要。今回は日本円で1.5万円を両替し、1287HKDになった。後から考えると1万円で十分だった。すぐに使ったのは市内までのエアポートエクスプレス100HKDとオクトパスカード(日本のSuica相当)150HKD、それと後述のプリペイドSIMカード98HKD+チャージ100HKDくらい。それ以上のお金は後で紹介する重慶大厦で両替した方がお得。

空港内で現地のSIMカードを入手する

既にSIMフリー携帯電話を持っていたので、到着したら最初に現地のプリペイドSIMカードを入手した。空港内にHutchisonというキャリアのショップ「3Shop」があるので、さっそくそこへ向かう。買ったのは「3G Super Value Monthly Fee Rechargeable SIM Card」というプリペイドSIMカードと、チャージ用の「Recharge Voucher」100HKD分。パケット通信が1日28HKDが上限で、それ以上はいくら使っても定額。これを使えば現地でGoogleマップtwitterが使える。
店員にプリペイドSIMが欲しいって伝えると、初期登録からチャージまでやってくれた。残額の確認方法まで教えてくれて、非常に親切な店員だった!
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重慶大厦で両替する

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携帯がたくさん売っている先達廣場は現金特価が多く、またクレジットカードのレートはあまりよくないのでSIMフリー携帯電話を買うためのお金を準備する。
今回、外貨両替に多用したのが尖沙咀(チムサアチョイ)駅付近の重慶大厦(チョンキンマンション)というビルの中にある両替ショップ。重慶大厦内には複数の両替ショップがあるが、店によってレートが異なる。入り口付近の店は空港と変わらないが、奥の店ほどレートがよくなる。空港の両替ショップだと1万円で858HKDになったが、重慶大厦内の両替ショップだと902HKDになった。携帯電話はそこそこ高価なので、必要なお金をここで両替する。
ちなみに重慶大厦はビル内は香港市内とは異なった、独特の雰囲気がある。このビルの中だけ広東語以外の言語があちこちでとびかっているし、やたらカレー屋が多い。怪しいお店もたくさんあり、iPadに似たiRobotもここで購入した。写真も入り口を撮るので精一杯。ビルの中でカメラを出す勇気が起こらなかった・・・。

先達廣場でSIMフリー携帯電話を買う

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香港で携帯電話を買うなら先達廣場が有名。先達廣場は旺角(モンコック)駅からすぐの場所にある。ビルの中には小さな店がひしめきあっていて、店によって価格が微妙に違うので、ぐるっと一回りした後に買うといい。ただし、iPhoneiPadは他店を気にしてか、価格を表示しておらず、その都度店員に聞かなければならない。
英語は通じるので、買い物に必要な英語が話せればOK。向こうもお客さん相手なのでちゃんと対応してくれる。
香港では携帯電話の動作確認をしてから買うのが常識らしい。箱を開けて電源を入れ、通話できるかを確認してから商品の受け渡しをする(iPadは開封するか尋ねられた)。
ここではXperia X10 mini proを購入。価格は2080HKD(約23000円)。eXpasys Japanでは3万円以上するので、かなりお買い得だった。この他、目的だったiPad WiFi+3G 16GBモデルも購入(正規代理店には在庫がなかったので、仕方なくここで購入)。



ついでに観光を楽しむ

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観光なんて飾りです!偉い人にはそれがわからんのですと言いながら、せっかく香港まで来て、携帯電話を買うだけではもったいない。香港の夜景を楽しむにはビクトリア・ピークやウォーターフロント・プロムナード。夜の街をぶらぶらするなら男人街や女人街が楽しめる。飲茶を楽しむもいいし、屋台で買い食いしても、日本よりも安く満喫できる。

最後に

Androidのおかげで海外の携帯電話も容易に日本語化できるようになり、これからもSIMフリー携帯電話の需要は高まると思う。SIMフリー携帯電話は現地に行かなくてもネット販売や輸入代行で買えるかもしれないが、観光ついでに最安値で買うのも楽しい(しかも買った携帯電話をすぐに使えるという楽しみもある)。香港は大阪からわずか3時間半、時差も1時間しかなく、手軽に行けるところなので、一度行ってみるといいかも。

 fujitaka